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海南省、ゴミ焼却発電所建設に村民が抗議

2016年05月08日

【新唐人2016年5月8日】

 

4月25日、海南(かいなん)省万寧(まんねい)市、長豊(ちょうほう)鎮で、ゴミ焼却発電所建設に反対する村民千人以上が、市委員会、市政府に対する抗議デモを行い、暴力的な鎮圧を受けました。

 

万寧市政府は黄山ダムのそばにゴミ焼却発電所建設を計画しています。水源を汚染から守るため、村民千人以上が万寧市政府に赴き、二日間の抗議デモを行い、多くの村民が警察に電気棍棒で殴られ負傷しました。

 

長豊鎮黄山村村民 徐さん

「ゴミ焼却発電所は黄山ダムの傍にあり、水源にとても近いので村人は反対です。長豊鎮の村人は皆、市政府に行き、殴られ怪我を負い、鎮圧されました。今日は10数人逮捕されました」

 

ゴミ焼却発電所は住宅地から1キロも離れておらず、また農業灌水の水源でもある黄山ダムと、建設現場との距離は500mで、下流の村の農作物も影響を受けると考えられています。

 

長豊鎮黄山村村民 陳さん

「距離が近く、おそらく500m位でしょう。農業用水は全てここから取水します。本来村人の土地なのに、何の説明もなく収用し賠償の話もない。(昨日は)千人以上いました。怪我した人や入院した人もいます。今はどうしようもありません」

 

長豊鎮は万寧市の西部に位置し、12の行政村と2つの鎮農場、199の自然村163の村民グループがあります。面積は218平方キロメートルで、人口は6万5809人です。

 

新唐人テレビがお伝えしました。  

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/04/26/a1264199.html(中国語)

(翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/李)

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