【新唐人2016年6月1日】
5月30日午後、広東省掲陽(けいよう)潮汕(ちょうさん)国際空港で、南方航空の航空機が突然雷に打たれ、機体はすぐに火に包まれました。
その後、掲陽潮汕国際空港は、同じ日の午後2時に、整備場で整備待ちのB737-800便が雷に打たれたことを通報しましたが、航空機には乗務員と乗客はいなかったため、死傷者はありませんでした。航空会社は、航空機の損傷を確認しています。
なお、このボーイング737-800便は、当日の飛行を終了し、整備待ちをしているところで、雷が発生し、幸い当時乗務員と乗客がおらず、整備士たちも安全区域で雷雨通過を待っていました。
雷雨の後、メンテナンスの専門家は慎重に検査し、航空機のタイヤ部分に雷の跡を見つけました。しかし、航空機には破損がなかったことを確認できました。安全のため、航空会社はタイヤを交換して、航空機は格納庫で全面的な検査を行うことになりました。
航空専門家によると、航空機の胴体は金属でできており、シールド効果を果たし、雷に打たれても、飛行設備や人員に害を引き起こすことはありません。蓄積した静電気は航空機にある放電索によって空中に放電されます。
統計によると、中国の民間航空機は10,000時間を飛行する毎に一回雷に打たれています。平均一機の航空機は毎年一回以上の確率で雷に打たれています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/05/31/a1269090.html (中国語)
(翻訳/小松)