【日本新唐人2016年6月3日】
「熊本頑張れ」、これはニューヨークで台湾文化を紹介する「パスポート・トゥ・台湾」のイベントで寄せられた言葉です。イベント会場にある70以上のブースの中、熊本地震の被災地支援の募金ブースも設置されています。
日系企業4社が協賛し、日本人、台湾人とアメリカ人のボランティアの参加で、ブースを設置することができました。5時間で、2500米ドル、およそ27万5千円の募金ができ、今後、全額熊本県と熊本市に送る予定です。
開会式では、ニューヨーク州議員と在ニューヨーク日本総領事館の石井総務部長が出席しました。石井総務部長は、台南震災へのお見舞い、2011年東日本大震災と今年4月の熊本震災で台湾が日本を支援したことに対し、お礼の 意を伝えたほか、日台関係の親密さについて話しました。
在ニューヨーク総領事館 石井総務部長:
「4社の日本企業が今回の活動に、参加したことを嬉しく思います。このような交流がもっと多くできることを期待しています。」
15年目に迎えるこのイベントには、今年約5万人も来場者がありました。中には初めて来た人もいます。
来場者:
「今年、初めて参加します。にぎやかで、楽しいです。誇りに思っています。全部台湾がこの活動を主催しているからです。とてもとても嬉しいです。」
来場者:
「初めてこのお祭りに参加しました。とても楽しいです」
楽しい雰囲気の中で、募金活動も行われ、海外でも震災中の人々を忘れないこの思いは、きっと熊本に届くでしょう。
(文章/顧 ナレーター/淳萌 映像編集/咲本)