【新唐人日本2011年6月18日付ニュース】中国国家統計局の最新データによると、5月の消費者物価指数CPIは5.5%上昇し、34ヶ月ぶりの最高値を記録しました。
統計によると、5月の中国の食品価格は11.47%上昇し、非食品価格は2.9%、消耗品は6.2%。サービス項目は3.9%、住居は6.1%上昇しました。
国家統計局によると、5月のCPI上昇の原因は、主に豚肉とたまごの上昇幅が大きく、うち、豚肉は40.4%値上がりしています。5月のCPIは2008年7月以来の最高値を記録しました。
北京の住民は食品価格の上昇に悲鳴を上げています。
北京市民 肖曼
「この状態が続くと生活に影響が出ます。給料は上がっていないから、生活レベルはが落ちます」
食肉販売業者は、販売量が著しく減ったといいます。
食肉販売業者 羅国力
「豚肉だけでなく、全てが値上がりし、高くなっています。節約のため、みな肉食を減らすしかない」
香港みずほ証券の経済学者沈さんは、インフレの深刻さを指摘します。
これは中国の全面的なインフレの現れです。利息を上げて、過去2年間で貨幣が迅速に拡張しました。輸入品や食糧も値上がりしました。この全てが高進を続けるインフレの真の原因です。これは長期的な傾向で、短期的なものではありません
また、6月にもCPIは高進を続け、6%に達するだろうと予測します。
新唐人テレビがお伝えしました。
(中国語)