【新唐人2016年6月10日】
2016年カナダの優れた映画・テレビ等の映像作品に贈られる賞、Leo Awardsで映画『血まみれの刃(血刃 、Bleeding Edge)』で主演を演じたミス・カナダのアナスタシア・リン(林耶凡)さんが最優秀主演女優賞を受賞しました。
ミス・ワールドカナダ代表の中国系カナダ人、アナスタシア・リンさんは、2015年、中国海南島で開かれたミス・ワールド世界大会で、中国の人権問題を厳しく批判したゆえ、中国への入国が拒まれ、一時期大きな話題を呼びました。
今回の受賞に対して、 リンさんは「私の芸術創作に対してだけでなく、数多くの似たような人権迫害を受けた人たちに対する励ましでもあります。この映画は迫害を受けた被害者たちの勇気を表しています。撮影の過程においても多くの方々が少なからざる心血を注ぎました。ぜひご覧になってほしいです」と語りました。
彼は自分に移植される心臓の秘密を知り、命の危険を冒して、信仰のために投獄された若い母親を救う旅に出ます。この母親をリンさんが演じます。
リンさんは、より多くの観客がこの映画を鑑賞してほしいと述べ、今後の作品も楽しみだと述べました。
映画『血まみれの刃』の監督・李雲翔氏は「リンさん、最優秀主演女優賞の受賞おめでとう。撮影の過程において、彼女の素晴らしい演技にスタッフ全員が感動しました」と述べました。
『血まみれの刃』ついて李雲翔監督は、「映画は法輪功学習者に対する生体臓器狩りと中国のインターネット情報検閲システムといった二つのテーマを中心に、実在の物語より改編されました。まさにこの真実の力が審査員の方々の心を打ったと思います」と述べました。
Leo Awards賞はカナダのブリティッシュコロンビア州で優秀な映画ドラマ作品を表彰するために1998年に設立されました。今年の授賞式は6月4、5日に行われ、アナスタシア・リンさんは最優秀主演女優賞を受賞した初めての中国系カナダ人となります。
映画『血まみれの刃(血刃 、Bleeding Edge)』の中国語版予告編 from Flying Cloud on Vimeo.