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インド進出目論むアリババ、目標は世界第5位の経済体

2016年06月19日

【新唐人2016年6月18日】

 

中国ネット通販最大手のアリババが杭州で行った投資者向け会合に、馬雲(ジャック・マー)会長が姿を現し、20年以内に世界で5番目の経済体となるよう目指すと述べました。

 

アリババグループ会長・馬雲

「これから20年以内にアリババが世界で5番目の経済体となれるよう目指して、われわれは努力しよう」。

 

また、2020年にはアリババは世界で5番目の経済体となり、20億人にサービスを提供し、世界で1億件の雇用を創出し、1000万の小売業者を助けると豪語しました。

 

アリババグループ会長・馬雲

「われわれの認識では、グローバル化とは世界中で売り買いするということだ。小規模な小売業者をサポートし、個々人が世界で商売できるようにする」。

 

近年、アリババはインドでネット通販、ネット決済、物流の「鉄のトライアングル」構築をもくろみ、まず傘下のアント・フィナンシャルと共にインドのネット決済サービス最大手PayTm(ペイティーエム)に出資し同社の株を40%取得しました。14日付インド紙『エコノミックタイムス』は、アリババがインドの物流会社2社(デルヒバリーとエックスプレスビーズ)への出資について話し合っていると報じています。

 

最近、アリババは会計操作や販売データに違法性がないか、米証券取引委員会の調査を受け、アリババ最大株主のソフトバンクは、アリババ株を数百億ドル売却しました。外国メディアは5月25日以降、アリババの株価が6.4%にまで落ち込んだと報じています。

 

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160615/video/173733.html(中国語)

(翻訳/白白/ ナレーター/佐藤 映像編集/李)

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