【新唐人日本2011年6月25日付ニュース】2ヶ月にわたる台湾各界と欧米政治家の声援の努力が身を結び、台湾の中華電信は22日、台湾新唐人との衛星契約の継続に合意しました。メディア関係者は、中華電信が正しい選択をしたと評価します。
大紀元コラム作家 章天亮氏:「このことは全世界の自由や人権を求める、人たちへの励ましです。中国は世界でも、最も人権迫害が深刻で集中している国だからです。この声を中国に、届けることは、中国の民衆にとって、大きな鼓舞です。中華電信は正しい選択をしました」
今回の事件の背後には、中国当局の陰が指摘されています。章さんは、中国共産党政権は現在危機に瀕しているため、躍起になって政権に不利な全ての情報を遮断していると指摘します。また、経済利益をえさに、一部の国の口を塞いでいるといいます。今回の契約継続は、台湾各界の努力と欧米諸国の政治家の声援の結果だともいいます。
ジャーナリストの盛雪さんは、今回の件は台湾の民主化の成功の証だと述べます。
ジャーナリスト 盛雪氏:「中共の脅迫は、失敗に終わり。台湾社会は近年、民主化が
かなり浸透し、今回中華電信は正しい選択をしました。大陸の庶民も、一日も早く、台湾人民のように、民主制度を享受できるようにするためにも大きな努力をしました」
「世界経済導報」の元編集長張偉国さんは、今回の衛星契約をめぐる一連の騒ぎを受け、台湾社会は警戒心を高めるべきだと指摘します。
フリーライター 張偉国氏:「今回のことが起きた原因の根源は何か、事件の背後で大陸はいかに台湾への更なる、浸透を図っているのか。台湾はいかに、民主自由や報道の自由などの価値観をもって、安全な社会を確立できるのか。このような根本的な問題が、
再度、台湾人民と政治家の前に横たわっています。大衆と政治家の警戒心を高め、報道の自由の面において、更なる努力をすることになると、これは慶祝すべきことです」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/06/23/a549720.html.
(中国語)