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豪雨に耐えられない中国の都市インフラ

2011年06月30日
 
【新唐人日本2011年7月1日付ニュース】最近、中国の多くの都市が豪雨に見舞われ、街が冠水するなど、大きな被害が出ています。北京の街は30分の集中豪雨にも耐えられませんでした。主な原因として、インフラ建設の欠陥と汚職腐敗が指摘されています。
 
6月以来、中国大陸で続いた豪雨は、市民の生活に大きな不便をもたらしたほか、“都市型水害”の脅威を見せ付けました。武漢や杭州では街の中が海と化し、南昌では船に乗って魚釣りができるほどです。上海の地下鉄は水簾洞と化し、武漢のバスは船になり、長沙の河は滝となり、北京は一瞬にして海になりました。
 
このような都市型水害に対し、台湾大学の劉克強教授は中国の都市部のインフラ建設の欠陥と透水面積と排水システムの不足を指摘します。
 
台湾大学建築と城郷研究所 劉克強教授:「今の都市建設はいかに透水性をよくするかを研究しています。道路や家を建てるとき、建築の基地と道路の公共空間の面積、その透水面積を増やすべきです。特に暴雨が降った時排水システムが足りないため、瞬間豪雨に対処できません」
 
時事評論家の林保華さんは、共産党の面子プロジェクトを指摘します。
 
時事評論家 林保華:「共産党は一貫して目先の利益を重んじ。外観を気にしていかに国がきれいかを見せびらかします。でも実際は多くの問題が解決できていません。他に この問題以外にも中国の多くの新しい道路国道や高速鉄道なども、おから工事ではないかと思います。こんなに腐敗した国ですから高品質のものは建てられません」
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(中国語)

 

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