【新唐人日本2011年7月4日付ニュース】７月２日、中国の広西チワン族自治区と貴州省でそれぞれ炭鉱事故が発生し、３人が死亡、４２人が閉じ込められています。救援活動も難航しているもようです。
２日、広西チワン族自治区で来賓合石炭会社の炭鉱が崩落し、３人が死亡。１９人がまだ地下390メートルに閉じ込められています。事故当時、７１人が作業していたそうです。
当日夜、救助隊が坑内の可燃性ガス排出後、通風口の泥などを取り除きました。崩落の危険はまだ残されているそうです。
地元当局によると、この炭鉱は地質断裂帯の上に位置している上、連日の大雨が事故の原因となったそうです。
炭鉱は深さ３９０メートル、その上救助設備がシャベルとトレーラしかないため、救援活動は難航。
同日、貴州省平塘県でも、浸水による炭鉱事故が発生し、23人が閉じ込められています。水位は上昇を続け、救援活動が難航しています。
中国の炭鉱事故による死亡者数や世界の7割を占め、2010年は2433人が死亡しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
（中国語）
