【新唐人日本2011年7月5日付ニュース】中国の四川省成都市では今年に入って最も激しい豪雨に見舞われ、街が冠水し、広範囲で交通が麻痺し、航空便にも影響が出た。
大陸メディアの報道によると、現地時間7月3日午後3時より、3時間に渡る集中豪雨で成都は水の街と化した。市内の低地では溜まった雨水が50センチに達した。成都市内のある降水観測地点では、5時間の降水量が215.8ミリに達したという。
3日夜10時頃、成都南二環路付近では浸水した車が動けなくなったため、数キロにわたる車の列ができた。また、成都市金河路口では、たまり水でバスと電動車の走行にも影響が出たという。
集中豪雨の影響で中国国際航空の124便のうち、47便のおよそ5,000人の旅客が足止めされた。
四川省気象局によると、今後3日間、四川省は引き続き強い強雨に見舞われるとの予報が出ている。