【新唐人2016年07月14日】
韓国国防省は13日、南東部の星州郡への高高度迎撃ミサイルシステムTHAAD配備を米韓の合意のもとで決定したと発表した。2017年末までに配置を終えるとしている。
韓国国防省の柳済昇国防政策室長は「THAADの軍事能力を最大限発揮できるとともに、現地住民の安全と周囲の環境に影響を及ぼさないで済むため、星州への配備を決定した。北朝鮮の弾道ミサイルや核兵器の脅威から国土の半分から三分の二を守ることができる」と述べた。
この発表を受けて、星州郡の住民から将来住民の健康に被害を及ぼすことを懸念し反対の声が上がっている。発表のあった日、現地住民数千人が韓国国防省ビル前に集まり、星州へのTHAAD配置の決定を撤回するよう求めた。
キムハンゴン星州郡長は「われわれ星州郡5000人の住民は怒っている。政府はわれわれと話し合いもなく、一方的に決定した」と述べている。
韓国国防省は、THAADは居住地ではなく山の上に配置されるため危険はないと説明している。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/07/13/a1275962.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)