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アイルランドで中絶反対デモ

2011年07月06日
 
【新唐人日本2011年7月7日付ニュース】今やごく普通の現象になっている人工妊娠中絶。アイルランドでは宗教の原因で、中絶はずっと敏感な話題です。首都ダブリンからの報道をご覧ください。
 
(記者)今日ダブリンでは“生命を守る集会”と題した集会とパレードが行われています。アイルランド各地から数千人が駆けつけ、集会とパレードに参加しました。
 
看護婦 カロリンさん:「今日ここで行われているのは、“生命を守る集会”です。この集会は2007年に始まり、毎年ダブリンとベルファスト で交代で行います。去年はベルファスト、今年はダブリンです。受精の瞬間から生命が始まっていると信じているので、守るべきです、中絶は殺生です。もし誰かが中絶すると、一人の嬰児が死にます。中絶は女性の身体への害も大きい、多くの女性の生命が中絶のために破壊されたのも見てきました」
 
北アイルランド“命を守る会”創設者 スミスさん:「アイルランドの北部と南部から来た人々が、アイルランド32の郡から来た代表がここで集会を行い、中絶の反対を訴えています」
 
アイルランドでは中絶は違法と見なされます。女性がレイプされた場合、または生命に危険がある場合など、特殊な事情がある場合のみ、外国での中絶が許されます。2010年12月、欧州人権裁判所はアイルランド憲法の中絶に関する条例が人権に反すると裁決し、現在アイルランドでの中絶の合法化を促しています。
 
元EU議会議員 スキャンロン氏:「このアイルランド全土からの集会が、我々政治家に訴えているのは、この国の人たちに中絶を強要しない事。この国の大部分の人は、子供を殺すことへの合法化を望みません」
 
“青年を守る会”連絡主任 リベッカーさん:「首相に伝えたいのは、2011年選挙時の公約
“命を大切にする”ことを守ること。首相は中絶合法化はしないと思います」
 
 新唐人テレビがお伝えしました。
(中国語)
 

 

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