【新唐人2016年08月31 日】
国際臓器移植大会が香港で開催されました。同時に、医学業界は、中国が「医学倫理違反」の強制臓器摘出を停止してないことを懸念しています。『ニュー ヨークタイムズ』も記事を発表し、国際医学界の今回の移植大会に対するボイコットに注目しています。しかも、今回の大会では、珍しく中国政府による、良心犯、特に法輪功学習者からの強制的臓器摘出に言及しました。
『ニューヨークタイムズ』は、英語と中国語の報道のなかで、中国で国際臓器移植大会を開催することは争いを引き起こし、中国がまだ臓器狩りを本当に停止してないことを懸念し、医学倫理違反の臓器摘出をしていることに注目していました。
ベテランジャーナリスト・Ethan Gutmann氏:「犯罪はまだ続いています。彼らは絶えず新しい臓器移植センターを増設しています。彼らは臓器の供給を少しも心配していません。」
国際社会の懸念は10年前から始まりました。
2006年、中共は監禁されている法輪功学習者の臓器を強制的に摘出している、と証人が暴き出しました。その後、中共は、慌てて中国の臓器提供の多数は死刑犯からであると公表しました。
しかし、国際組織の独立調査によると、中国大陸では200以上の医院で、300篇以上の移植関連論文が発表されていましたが、論文で描写された臓器数量の多さ、臓器の品質の高さは、中国の死刑犯の人数と健康状況に明らかに符合していませんでした。
フランス公共テレビ放送「フランス5」
「臓器強制摘出に反対する医師団 (DAFOH)」代表・Alexis Genin 医学博士:「潜入調査員が臓器の出所について尋ねると、相手ははっきりと『中国に監禁されている人、特に法輪功という修練団体』だと答えました。」
国際移植界は、中国大陸に対して、移植成果を認めない、移植論文を発表させない、世界移植組織に受け入れないという「三不政策」をとり、ボイコットしています。
中国の黄潔夫(こうけつふ)元衛生副大臣は何回も表に出て、白を証明する宣伝をしました。国際的専門家を招いて、中国のいくつかの指定された医院のいわゆる移植改革を考察させました。
中 国問題専門家・横河氏: 「中共は臓器移植基金会を設立し、国際臓器移植界の権威に資金を提供し、中国で観光や病院見学、さらに、贅沢な飲み食いや各地を遊覧してもらい、中共の味方になり、彼らは臓器の出処が合法か否かがわからないまま、中共の得意な偽データに騙されています。」
2015年10月、臓器移植組織は「三不政策」を放棄し、中国をメンバーとして受け入れました。
しかし、今回の国際移植大会を香港で開催し、また中国の論文も発表するということは医学界の強烈な論争を引き起こしました。
「臓 器強制摘出に反対する医師(DAFOH)」欧州代表・李会革教授:「法輪功への弾圧と迫害は続いています。台湾の学者らが調査したところ、中国の医院に電話をかけ、法輪功学者の臓器で臓器移植をしたいと求めたところ、『このビジネスはまだできる、ただ費用が以前より少し高く、難しくなっている』と応じてくれました。
また、『ニューヨークタイムズ』は、米国下院が通過した343号決議案を引用して、信用できるレポートがあり、中国が依然として良心犯、特に法輪功学習者から強制的に臓器を摘出していることを証明できると報道しました。
しかし、中国はいまだに、依然として、強制的な臓器摘出を停止する兆候を示していません。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/08/19/a1281995.html(中国語)
(翻訳/廉 映像編集/李)