【新唐人2011年7月28日付ニュース】中国の貴州省で、障害を持った行商人が「城管」と呼ばれる街の治安部隊のリンチに遭い、殺される事件が発生。これに群集が抗議すると、当局は機動部隊を動員して弾圧しました。多くの負傷者が出たもようです。
26日の午後、貴州省安順市で、障害を持った行商人が「城管」と呼ばれる治安部隊からリンチを受け死亡。行商人は無念の表情で、両目を見開いています。
目撃者:「我々が行ったとき(行商人は)すでに死んでいました。多くの野次馬がいて、1万に上ったでしょう。群集は怒っていました。障害者には優しくすべきです。年もいっているし相手は障害者です。みんな憤っていました」
目撃者によると、行商人は杖をつきながら、果物を路上で販売。障害を押して、労働で生活しようとしていた行商人がリンチで亡くなったことに、群衆は怒ります。城管の車をひっくり返しましたが、すぐに機動部隊が出動しました。
目撃者:「後で機動部隊も来ました。催涙弾を発射し、ガラスも衝撃で割れました。けが人も多く入院した人もいます。消防車も来てホースを民衆に向けました。水による弾圧で」
怒りを爆発させた民衆は、投石で反撃します。すると警察は警棒を振るって、暴行を加えました。
現場にいた民衆:「機動部隊が来ました。暴行した上 一部を連行しました。けが人も出ました。30人あまりです。私も法の執行者です。あの制服を着て暴行など許されません。きちんと話し合うべきです」
ネットの情報によると、当日の夜9時、1000人もの武装警察が集結。民衆は警察と向かい合い、殺人犯の厳罰を求めました。当局は、事件に関する資料や評論を必死になって削除しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
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