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中国高官子女雇用でJPモルガンに罰金6千万ドル以上

2016年09月25日
中国高官子女雇用でJPモルガンに罰金6千万ドル以上

【新唐人2016年9月25日】

米メディアは、JPモルガン・チェースが中国政府役人の子息を雇用していたことをめぐり、連邦準備制度と通貨監査局から罰金を科せられたと報じた。連邦準備制度の罰金だけでも6200万ドルに上る。

 

『ニューヨークタイムズ』23日付は、連邦準備制度と通貨監査局が同社に対して行う処罰は、不当雇用によるもので贈収賄容疑によるものではないと報じている。この件に関して、連邦準備制度と通貨監査局のスポークスマンは回答を拒否している。同社もこの問題について言及を避け、社内レポートに「現在調査に協力している」と記載しているだけである。

 

『ニューヨークタイムズ』は2013年、米金融大手JPモルガン・チェースが中国政府高官の子女を雇用し、長年にわたって中国における商業的利益の獲得に努めてきたことを示す機密文書を米当局が取得したと報道していた。記事では、同社が中国光大集団のCEOの息子を雇用していると指摘している。

 

中国光大集団CEOの唐双寧の息子、唐暁寧は、JPモルガン・チェースに雇用された前に、ゴールドマン・サックスとシティバンクに就職していた。父親の唐双寧は2007年から光大集団のCEOに就任し、それ以前は中国銀行業監督管理委員会の副主席を務めていた。

 

同紙の報道によれば、JPモルガン・チェースと光大集団は以前取引がなかったが、唐暁寧がJPモルガン・チェースに就職していた時期には、両社の取引が増加傾向にあった。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/09/24/a1288096.html(中国語)

(翻訳/白白)

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