【新唐人2016年11月04日】
中国では昨今、各地で強制的に立ち退きを迫られるケースが相次いでおり、立ち退きへの反対運動も過激になっています。広西省貴港市港北区では、住居を取り壊そうとするショベルカーに住民が火炎瓶を投げつけるなどして抵抗しました。
10月27日午後3時頃、貴港市港北区で、政府が違法建築だとして住宅の取り壊しを強行したところ、10人以上の住民の抵抗に遭いました。解体作業に当たるショベルカーに煉瓦や鉄筋、火炎瓶が投げつけられましたが、死傷者はいませんでした。
映像:「消防車4台が駆けつけた。ショベルカーはもう焼かれてしまってお払い箱だろうね。20分も燃えていた。」
報道によると、約370ムー(約24.67ヘクタール)の土地には1700軒以上の違法な建物が建てられていたと言います。現地政府は2014年10月から強制立ち退きを実施してきました。
『中国青年』ネット版によると、現地の警察は10月31日、ショベルカー焼き討ち事件に関して3人を、「故意に財産を破壊した罪」を犯した疑いがあるとして拘留したといいます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/11/03/a1294736.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)