【新唐人2016年11月05日】
先月11日に1万人に上る元軍人が北京市内の中国軍事委員会ビルの前で退職後の待遇改善などを求め陳情を行ったのに続き、今月1日にも全国から元軍人が再び集結しました。当局は同ビル付近の道路を封鎖するなどの措置に出ました。
ラジオ・フリー・アジアによると、1日の朝早く、北京市の警察が軍事委員会ビルの前を封鎖し、通行人をチェックするなどして、陳情者の立ち入りを禁じました。また、地下鉄の1号線と9号線の軍事博物館駅がこの日終日封鎖されました。
元軍人が提供した写真によると、軍事委員会ビル付近には私服警官を含む多くの警察官、数十台もの警察車両が集まっている様子が確認できます。ビル東側の道路は封鎖され、車両通行止めにされ、厳戒態勢が敷かれました。
北京市公安局は10月29日に公共交通グループに向けて「11.01」に関する通達を発し、「軍人を見たらすぐ通報するよう」求めていたと報じられています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20161102/video/183246.html(中国語)
(翻訳/白白 ナレーター/佐藤 映像編集/李)