【新唐人2016年11月7日】
8日火曜日にいよいよ投票日が迫る米大統領選挙を前に、ニューヨークの共和党報道官のオリバー・タン氏が『新唐人』の取材に応じ、中華系米国人にトランプ氏に投票するよう呼びかけた。
共和党の大統領候補、トランプ氏が掲げるスローガンは「米国を再び強国にする」である。
共和党ニューヨーク報道官 オリバー・タン氏:「このスローガンが意味しているのは、アメリカは世界で最も偉大な国の一つであり、それを築き上げたのは、アメリカの自由、政府、そして人々であるが、今、そのアメリカのリーダーシップが危機に直面している。これまで政府はいったい何をしてきたのかを国民は顧み、真の改革をもたらすべき時が来ている。」
トランプ氏が当選したら、どのようにしてアメリカを再び強国にするのか、共和党ニューヨーク報道官のオリバー・タン(Oliver Tan)氏はワシントンの中枢を変えなければならないと指摘している。
共和党ニューヨーク報道官 オリバー・タン氏:「一番重要なことはワシントン内部のスタッフを交替させることだ。議会にずっと長くいる者達は、頭が凝り固まっており、共に協力して仕事をしようという気が全くない。いかに協力して分裂を避けるかを知らない。」
今回の大統領選挙で共和党内から突如躍り出た異端のトランプ氏は、選挙活動中、アジア系の熱烈なファンを含む多くの支持者を獲得してきた。
共和党ニューヨーク報道官 オリバー・タン氏:「それは、トランプ氏が政治とは無関係の全くの新人だからである。これまで長い間、プロの政治家は、世論調査の結果に基づいて民衆が好むことばかりを話してきた。しかしトランプ氏は全く違う。彼は自分が信じていることだけを口にする。この点がアジア系米国人社会の間で共鳴を生んだ。彼は正直者で、金を貰って自分の意見を変えるような人ではないということを感じている。」
移民問題はトランプ氏が選挙の初期から掲げてきた問題だ。タン氏は、トランプ氏は移民に反対しているのではなく、合法的な移民の権利を守ろうとしていると強調する。
共和党ニューヨーク報道官 オリバー・タン氏:「今回の選挙で多くの人が非合法の移民について討論しているが、合法的な移民のことは忘れられている。多くの中華系やアジア系の移民申請が滞っている。アメリカの移民システムが破綻しているため、米国民の家族や永住権保持者の家族が合法的な申請を行っても、米国に来ることができないでいる。6~7年待っても来られない人もいる。この問題に我々はもっと関心を持つべきだ。合法的な移民が強大なアメリカを作る。これがまさに選挙で最も重要な議題であり、トランプ氏が言い続けてきたことだ。」
選挙期間中、党派の違う政治家の意見がそれぞれ異なることについて、タン氏は、選挙後にはみんなアメリカ人になると話す。
共和党ニューヨーク報道官 オリバー・タン氏:「11月の大統領選挙が終わるまでは、民主党、共和党、そのほかの党の区別があるが、選挙が終わった後はみんな同じアメリカ人である。我々は当選した後、アメリカ全体を率いて前進する所存だ。だが、クリントン氏は憎悪に満ちた発言ばかりしている。彼女は共和党はひどい人間ばかりだと言うが、こんな発言は何の役にも立たない。こんなことを言ってどうやって人々の感情を癒すのか。トランプ氏は、米国を前進させると言っている。これが重要なことだ。」
11月8日の投票日が迫る中、タン氏は選挙民、とりわけ激戦州のアジア系選挙民がアメリカの未来のために選択するよう呼びかけた。
共和党ニューヨーク報道官 オリバー・タン氏:「新唐人が我々を取材し、中華系の選挙民や視聴者に対して直接お話する機会を設けてくれたことに感謝する。アジア系米国人であるなら、民主党支持者か共和党支持者かの別に関係なく、投票して我々のパワーを示すということは大事なこと。もう特定の投票者グループに利用されることはない。ワシントンに改革をもたらすには、トランプ氏をアメリカ大統領に選ぶことが最もよい解決法だ。」
共和党の大統領候補、トランプ氏:「米国を再び強国にする。」
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/11/05/a1295120.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)