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中国の臓器狩り告発した記録映画 都内で上映

2016年12月04日

【新唐人2016年12月04日】

中国政府による法輪功学習者への臓器狩りの真実を記録したドキュメンタリー映画「ヒューマン・ハーヴェスト(Human Harvest)」の日本上映会が11月30日、都内で初めて行われました。

 

ピーボディ賞や数々の賞を受賞した中国系カナダ人の李雲翔(り うんしょう)氏がプロデュースを手掛けたこの作品は、法輪功学習者から生きたまま摘出された臓器が売買されている問題を訴え、中国で現在進行形で行われている恐るべき犯罪の詳細を、確かな証拠とともに暴いています。

 

上映会では、カナダの人権派弁護士、デービッド・マタス氏と台湾法輪功人権弁護士団スポークスマンの朱婉琪(しゅ えんき)氏が観客からの質問に答えたほか、日本政府に対し、この問題について道徳的な面から中国政府を非難するのに留まらず、アメリカや台湾などの国際社会に見倣って、法的措置を採るよう訴えました。

 

カナダの人権派弁護士 デービッド・マタス氏:「(日本の人々が)この問題を知ったら、日本はどのような行動を起こすべきかと考え、支援に動き出すと思っています。」

 

前東京都議 吉田康一郎氏:「臓器移植ツアーを法律で禁止するなど、日本でも立法化が必要。人権侵害であり殺人である行為に対して、日本人が見て見ぬふりをしたり、或は加担したりしないで済むように、法制化が本当に必要。」

 

サラリーマン 山崎さん:「日本人がこういう犯罪行為に加担しないで済むように、日本政府は法整備を行うとともに、中国政府にもちゃんと物を言うべき。」

 

日本ウイグル連盟会長 トゥール・ムハメット氏:「ウイグル人に対する臓器狩りはまだあまり国際社会に知られていません。ウイグル人と法輪功とが協力して、中国政府が法輪功学習者やウイグル人、またチベット人、モンゴル人に対して行っている犯罪行為を白日のもとに晒したいと考えます。」 

 

マタス氏らは日本滞在期間中、臓器狩りを告発した書籍『かつてなき邪悪な迫害』の日本語版出版発表会や臓器移植ツーリズムをテーマとしたシンポジウムに参加する予定です。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/12/01/a1299738.html (中国語)

(翻訳/白白 ナレーター/根本 映像編集/李)

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