【新唐人2017年1月13日】
香港の政党、衆志秘書長の黄之鋒(こう しほう)氏と3人の香港の立法院議員が台湾の政党、時代力量の招待を受け7日、シンポジウムに出席するため台湾を訪れましたが、2日間にわたって空港や宿泊ホテル、シンポジウム会場の外で、親中団体「愛国同心会」のメンバーによる抗議デモに遭いました。
今回初めて行われた公開対談の会場の外では、親中団体「愛国同心会」が横断幕を掲げて大声で抗議を行いました。香港からも親中団体が来台し、投宿する台北市内のホテルでも抗議に遭っているとし、黄氏らは自分たちの行動をどうして彼らが把握しているのか大きな疑問を持っています。
香港衆志秘書長 黄之鋒氏:「彼らは我々が投宿するホテルを知っており、また、同じ便に乗ってきました。これは本当におかしなことです。でも、将来、香港の民主運動家が台湾公民とさらに交流を深めてほしい。中国によって我々は異なる圧迫に晒されているので、互いの経験を分かち合いたいと思います。」
香港と台湾で親中活動家らの抗議に遭ったことについて、香港の立法院議員、羅冠聰(ら かんそう)氏は、中国政府は愛国感情を利用して民主主義や人権を弾圧しており、これは「負の増長」であると述べました。親中活動家らの抗議は「言論の自由」の枠によって理解すべきではありません。
香港の立法院議員、羅冠聰氏:「彼らには言論の自由があると言って弁護するならば、それは、その背後で中国が世界各地で憎しみを拡散しているという事実を無視していることになります。これはすべての公民と社会にとって良いことではありません。」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/01/08/a1305881.html (中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)