【新唐人2017年2月15日】
アメリカ移民局が発表した最新のデータによると、2016年に庇護を求めた中国人は1万7745人で、1万8155人のベネズエラ人にこれまで長く君臨してきた1位の座を譲りました。
アメリカ移民局が発表した最新のデータによると、2016年にアメリカ入国後、亡命を求めたベネズエラ人は、2015年よりも150%激増、2014年の6倍に当たる1万8155人に達しました。近年初めて他国の米国への亡命希望者が中国を抜きました。
米国への政治亡命を支援するサイト(politicalasylumusa.com)は、米国に政治亡命を申請した中国人のうち、亡命を希望する理由について最も多いのが「計画出産の被害者」であり、2番目が「政治弾圧」、3番目が「宗教」であると指摘しています。
2015年には、夫婦が共に一人っ子の場合2人の子供を育てることができるとする政策の推進により、中国国籍者の米国への政治亡命希望者は減少すると予測されていましたが、実際には2015年も2016年も増加しています。
2013年末のデータによると、アメリカで出生した外国人のうち中国系はメキシコ系、インド系に次いで3番目に多く、アメリカに在住する中国人の総人口は201万8000人に達しています。
2013年末までおよそ四分の一の中国系移民がアメリカに定住しています。アメリカのほか、カナダに89万6000人、韓国に65万7000人、日本に65万5000人、オーストラリアに54万7000人、シンガポールに45万7000人の中国系移民が居住しています。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/02/14/a1311437.html(中国語)
(翻訳/白白)