【新唐人2017年2月18日】
旧正月が過ぎたばかりの中国で、鳥インフルエンザが猛威をふるっています。広州に近い香港では16日から13日間、生きた鶏の販売が禁止されることになりましたが、大陸から香港への輸入はまだ禁止されていません。香港の議員からは感染拡大を防ぐため中国大陸からの鶏の輸入を即刻禁止するよう求める声が上がっています。
香港立法会の環境衛生事務委員会は、江蘇、浙江、広東各省などで鳥インフルエンザが発生していることについて話し合いを行い、多くの議員が香港政府の防疫措置が十分ではないと憂慮し、中国からの生きた鶏の輸入を禁止すべきだとの声が上がりました。
民主党議員 黄碧雲氏:「香港の安全を守るため、香港産の鶏の数を増やし、自給自足すべきではないか。」
環境衛生局の陳副局長は、中国からの生きた鶏の輸入は禁止していないが、昨年2月以降に輸入されたのは鶏以外の鳥類だと述べました。
食物の安全と環境衛生局副局長 陳肇始氏:「鶏以外の鳥類の輸入も登録制になっている。ワクチンのほかにも視察監督や衛生措置、従業員の規則などの措置を取っているため、香港では何ら問題はない。」
陳副局長は、香港当局は中国当局と最新の感染状況について情報を共有し、鳥インフルエンザウィルスを防ぐことに力を入れると強調しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/02/16/a1311832.html(中国語)
(翻訳/白白 ナレーター/佐藤 映像編集/李)