【新唐人2017年10月22日】
中国政府は共産党大会をいかにも厳かな大イベントとして見せようとしています。しかし一方、「ボイス・オブ・アメリカ」の報道によると、外国メディアはこうした演出に対し、嘲笑の目で見ているといいます。たとえば、腐敗の権化たる政府長老たちを反腐敗を誓う大会に仰々しく招くなど、ブラックジョークだと考えています。
時事通信は19日、中央規律検査委員会副書記の楊暁渡が大会2日目に表明した「ブラックユーモア」を報道しました。
時事通信の報道によると、19日に記者会見を行った楊暁渡は、反腐敗闘争について、過去5年間で軍を含む次官級の高官440人、局長級幹部8900人、課長級幹部6万3000人を摘発したと発表しました。さらに440人の高官には共産党中央委員・中央委員候補43人のほか、腐敗を取り締まる中央規律検査委員9人が含まれていると発表しました。
これほどまでに腐敗が進んだ中国共産党が、それでも「誇りがあり」「正確である」と自画自賛するのはコントのようです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/10/20/a1347445.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)