【新唐人2017年11月18日】
アメリカでスパイ・宣伝活動を行っている中国国営メディアの関係者を外国エージェントとして登録するよう求める報告書が11月15日、米議会に提出されました。
米中経済安保調査委員会の同報告書は、中国当局が国内外のメディアへの規制を強める一方で、国営メディアを外国に拡散させていると指摘しています。
また、中国の新華社がニューヨークの国連本部、ワシントンD.C.、シカゴ、ロスアンジェルス、ヒューストン、サンフランシスコに事務所を構えていることも、同報告書は強調しています。
新華社は国内外の問題について情報を収集し、極秘に中国政府上層部に報告する情報機関の役割を担っていると指摘しています。
「外国エージェント登録法」は1938年、ナチスドイツの宣伝工作への対抗策として策定されたもので、米国で外国の政府・政党のために働く者は司法省に登録しなければならないと定めています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/11/16/a1351069.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)