【新唐人2011年10月12日付ニュース】10月1日から1週間、ゴールデンウィークだった中国。各地では旅行や帰省でにぎわった一方、悲惨な交通事故が多発しました。
ゴールデンウィークも終わりに近い、10月7日午後3時ごろ、河北省保定市の高速道路で、大型バスが乗用車に衝突。バスに乗っていた大勢の乗客が車の外に放り出されました。当局の発表によると、35人が死亡、19人が負傷しました。目撃者によると、事故現場には、犠牲者の遺体が散乱しており、悲惨きわまりなかったといいます。
その日の朝6時半にも、河南省でトラックと学生を乗せたマイクロバスが正面衝突。マイクロバスに乗っていた11人すべて死亡しました。その10分後、安徽省でも、霧による視界不良のため、交通事故が7件連続で発生。24台が巻き込まれました。
河北省の大型バス横転事故ですが、バスの乗客の大半は学校に戻る途中の大学生だったといいます。当局は死者35人と発表したものの、これを疑う声が尽きません。ネットでは交通警察の話として、「定員オーバーで55人くらい乗っていた」との指摘があったほか、「高速鉄道も乗れないが、バスはもっと危険だ」とのあきらめの声も聞かれます。
さらにこんな情報もあります。事故で子供がまだ見つからない親は当局に、被害状況の徹底公開を要求。これに対し当局は、死者が多すぎて身元確認に手間取っているため、具体的な死亡者リストは公表できないと答えたそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
大陆长假结束-多起惨烈车祸不归路.html