【新唐人日本2011年10月13日付ニュース】中国山西省太原市の小学校で10日、集団食中毒が発生。当局の発表によると、141人の生徒が発熱や頭痛、下痢の症状を訴え、病院に搬送されました。
10日早朝3時頃、太原市新暁バイリンガル小学校に寄宿している生徒らが、発熱や頭痛、嘔吐、下痢などの症状を訴え、病院に搬送。太原市の児童病院のロビーは点滴を受ける生徒や付き添いの父兄で混雑。症状を訴えたのは8歳から12歳までの児童で、感染性胃腸炎と初歩診断されたそうです。
広州中山大学公共衛生学院主任 蒋卓勤氏
「食物が汚染され、例えば ブドウ球菌や副溶血性ビブリオなどに汚染され、食べると吐き気や嘔吐 下痢を招き、胃腸が反応します。これが食中毒です」
地元政府は10日記者会見を行い、太原市新暁バイリンガル小学校で食中毒に似た症状で、生徒141人が病院に搬送され、うち117人が入院治療を受けていると発表しました。
ネット上にも事件に関する情報が寄せられました。百度の書き込みを見てみましょう。“キャンパス内で鼠の死骸発見? 9日の昼食は外部からの出前だったらしい。”
“学校の衛生状態は実に悲惨。子供が事件前日の昼食から針金や木のくずを発見。タバコの吸殻を発見した生徒もいるそうだ。”
我々は11日、太原市新暁バイリンガル小学校に電話をしましたが、つながりませんでした。情報によると、この学校の800人あまりの生徒のうち、453人が学校に寄宿しているそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
山西一小学上百孩子食物中毒送医.html
(中国語)