【新唐人日本2011年10月13日付ニュース】10月10日は世界死刑廃止デー。フランス・パリでは死刑廃止世界連盟などの人権団体が、市役所の前でイベントを開催しました。フランスの法輪大法学会もこの日のイベントに参加し、中国で行われている想像を絶する迫害の真相を暴きました。
現在、世界では58の国が未だに殺人による刑罰を適用しており、イベントでは死刑に用いられる各種道具や方法が紹介されました。
午前11時半、ベルトラン・ドラノエ(Bertrand Delano)パリ市長の出席の下、各団体が非人道的な死刑の実例を紹介。市長が真っ先に訪れたのは“法輪功迫害追跡国際組織”のブースでした。フランス法輪大法学会の唐会長が中国での迫害の現状を紹介し、関連資料を手渡しました。
パリ市長 ベルトラン・ドラノエ氏:「私は中国人民の人権のために努力しています」
唐会長は、中国で法輪功学習者が秘密裏に死刑宣告された実例を紹介。続いて、フランス中国団結協会の主席も中国では司法体制が不透明なため、毎年の死刑執行数は謎のままだと指摘。
仏中国協会主席 候芷明氏:「本日 光栄にも中国からの弁護士をお招きすることができました。中国の毎年執行される死刑数を教えてほしいとお願いしましたが、“これは国家機密だ”と言われました
国際人権連盟(FIDH)の副主席は、独裁政権は死刑を殺人や弾圧、脅迫の道具にしていると述べました。
死刑廃止世界連盟の責任者は、中国で迫害を受けている人権団体をイベントに招きました。
仏死刑廃止世界連盟責任者 Raphael CHENUIL-HAZAN氏:「人類社会において、抗議や異見を述べる人士に対する、虐殺 死刑 臓器狩りなどの野蛮な行為は受け入れられません」
新唐人テレビがお伝えしました。
国际反死刑日 巴黎人权组织揭露死刑的不人道性.html#video (中国語)