【新唐人2011年10月25日付ニュース】最近、中国のネットで暴露された、いわゆる八つ星の病棟が話題を呼んでいます。吉林大学第一病院で新築された病棟ですが、共産党の幹部しか入れないそうです
豪華病棟の延べ床面積は、5万6千平方メートルで、病床数は257。
ネットユーザーの告発によると、この幹部病棟には、日本円で約57億円が投じられ、内装にはすべてブランドの輸入品を採用。看護師でさえ、美人しか入れないとのうわさもあります。
これに対しネットでは、病棟建設の莫大なお金を貧困層のための学校や住宅建設に使うべきだとため息が漏れています。
衛生省の殷(いん)元副大臣が引用した中国社会科学院の報告書によると、政府が投じる医療費の80%は、850万人の党・政府の幹部に使われ、200万人の幹部が長期の病気休暇を取り、そのうち40万人が豪華な幹部病棟を占拠しているそうです。
ネットの声を拾って見ましょう。「現在の官僚が医療を重視しないのは、幹部病棟があるからで、食品を重視しないのは、特別提供食品があるからで、教育を重視しないのは、幹部の子供は一流の学校に行けるからで、治安を重視しないのは、幹部には特別警護があるからで、住宅価格を重視しないのは、幹部には特別住宅があるからだ」
「党幹部の福利厚生に関して、われわれの制度はこれまでずっと、献身的に尽くす部下を育ててきた。幹部が必要となれば、より良いものでなければならず、サービスでも絶対に妥協せず、コストも惜しんではならない。中国人のこの面に関する真剣さは、比べるものがない」
新唐人テレビがお伝えしました。
吉林大学干部病房曝光 堪称八星级.html (中国語)