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中国紙 中国軍の軍事手段を示唆

2011年10月29日
 
【新唐人2011年10月29日付ニュース】中国共産党系の新聞「環球時報」は先日、南シナ海で領有権を争う国に対して、中国はおそらく軍事手段で解決を狙うとの文章を発表。中国当局はこれを単なるメディアの考え方だと一蹴しましたが、専門家はこれが共産党の常套手段だと指摘します。
 
国際評価戦略センター リック・フィッシャー氏 :「これは一種の戦略です。硬軟織り交ぜたやり方です」
 
共産党系の中国の新聞、「環球時報」は先日「海上問題で中国は交渉だけにこだわらない、必要となれば見せしめのため殺す」というタイトルの文章を発表。南シナ海で領有権を争う国々に対して、軍事手段を取る可能性を示唆。さらにアメリカが後ろ盾になっているとも指摘しました。
 
中国の強硬な姿勢について、専門家は拡張する中国軍が背景にあるといいます。
 
ペンシルバニア州立大学 アーサー・ウォルドン教授:「胡錦涛主席は成果を狙っています。巨大な軍隊を寝かせないためです。外交業績に変わるなら別ですが」
 
「環球時報」の警告について、中国当局は単なるメディアの考え方に過ぎないだとして否定。しかし、これこそ共産党の裏表のあるやり方だといいます。
 
国際評価戦略センター リック・フィッシャー氏 :「相手のバランスを崩せば、相手は容易に譲歩します。恐怖を感じるからです。自分の利益を守ることもしなくなります。これは共産党の数十年来の常套手段です」
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
-美智库:中共海上动武警告是两面手法.html
 

 

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