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魔法の「一滴香」香港に上陸

2011年11月08日
 
【新唐人日本2011年11月9日付ニュース】白湯に1滴入れるだけで濃厚なスープに変身する“一滴香”という食品添加物が、中国で出回っています。発がん性を持つこの一滴香がひそかに香港にも上陸し、市民の不安を呼んでいます。
 
香港メディアによると、広東省深センの市場で一滴香を購入する香港業者を多数発見。香港でサンプリング検査した結果、二つのサンプルから一滴香の主要成分、エチルマルトールが検出。有名店のスープからも検出されました。
 
専門家によると、一滴香は化学合成物質で、長期にわたって摂取した場合、人体に影響を与え、肝機能に障害をもたらすそうです。
 
不徳な飲食業者に対しては、市民も怒りをあらわにします。
 
香港市民 劉さん:「良識がない、お金をもらったら良いものを提供すべき、他人に害を与えたら自分の良心に背くでしょう」
 
記者:「ほとんどは大陸からです」
 
香港市民 劉さん:「大陸のものは全部偽物だから」
 
あふれかえる中国大陸からの問題食品に対し、香港政府の監督管理の強化を呼びかけます。
 
香港市民 頼さん:「監督管理は政府なので、我々は口に入っても分かりません。或いは自宅で食べるかですね、でも外食はやはり避けられません」
 
食品安全に関心を持つ立法議員は、政府に徹底的な調査を求めると示し、中国当局とも連携し、有毒食品の侵入を防ぐと約束しました。
 
香港民主党食物安全及環境衛生政策報道官 李華明氏:「お金を求める人はいつでもいるもので、大陸で何が起きるかは予測できません。輸出しないはずの多くの食品が香港に入ってきています。往来が頻繁になっているので、これが最も心配です」
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
大陆致癌"一滴香"杀入香港 议员促查  (中国語)
 

 

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