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「地溝油」中国と海外で分かれる明暗

2011年11月29日
【新唐人2011年11月30日付ニュース】中国では廃油が「地溝油」と呼ばれる食用油になり国民の健康を害する一方、海外では飛行機の燃料となって、資源の有効活用に役立っています。この違いについて、専門家が分析します。
 
新唐人テレビ局・評論家 趙培さん
「中国の『地溝油』の害は表面上 中国政府の監督不足と悪質業者が原因です。中国の飲食店は使った油を直接 下水に流し、これが地溝油に化けます。しかし多くの国は環境保護のため、廃油は下水道に流せず、回収して処理されます。カナダでは『地溝油』を再利用するため、バイオ燃料法が制定され、燃料や石鹸などに再利用されます。地溝油を批判する中国当局のやり方は最良ではありません。世界各国のやり方は資源回収など環境保護企業への支援です。地溝油で分かる中国経済モデルの問題は一つが短期的な利益追求、もう一つがモラルの崩壊、中国政府は中央から地方まで経済成長の短期利益を求め、持続的発展や環境保護など、中国の未来への考慮が足りません。青島市はオランダに地溝油を輸出しますが、オランダ政府は廃油処理に補助を出すので、オランダの見積価格は安くなっています。中国にはこの種の補助がありません。
 
ここから分かるように立憲政府のほうが短期的な経済成長を求める政府より国民に明るい未来をもたらします」
 
评论:中外地沟油发展不同方向谁之过.html
 
 

 

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