【新唐人2015年04月27日】4月25日 ネパールでM8.1の地震が発生し、すでに3000人以上が死亡しています。この巨大災害と死亡者数を直面し、人々は生命のちっぽけさに嘆き、天地に畏敬を払い、命の為に祈りを捧げます。
この巨大災害から4月12日のあるニュースを思い出しました。中共は現在ヒマラヤ山脈を爆破して、ネパールへ通じる鉄道建設を研究しているそうです。このニュースは中共の「一路一帶」構想の政治宣伝で、中共の高慢はネットユーザーの憂慮を引き起こしました。多くの人は「三峡プロジェクト」が2008年四川大地震の原因の一つだと考えているからです。
「万物皆命あり」。ヒマラヤ山脈はチベットの八大霊山の一つです。もしかすると「自然と人間の交流」というものが本当に存在し、中共がヒマラヤ山脈を爆破する前に山が自らM8.1の「クシャミ」をしたのかもしれません。中国伝統の神伝文化では「天人合一」を重んじ、人は天地と調和のとれた生活をします。人は天地と神に畏敬を払い、建設においても「自然に従う」ことを重んじます。例えば、首都建設の際は風水と龍脈を見て、町づくりは風水に基づいて布陣します。「大禹の治水」で重んじたのは「流れをよくする」ことで、「封じ込める」ことではなかったのです。
逆に「天と戦い、地と戦い、人と戦う」、これが中共の指導思想です。天地と戦った結果、環境の崩壊を招きました。例えば、黄河。当局が多くのダムと水力発電所を建設した結果、下流では年間180日以上流れが止まり、「母なる川」はゆっくりと死に向かっているのです。「人との闘い」はさらに厄介で、孔子廟を破壊し伝統的信仰を消滅しました。中華伝統の道徳が消失し、社会のモラルは崩壊の淵に立たされています。この種の「反宇宙」の中共だからこそ、ヒマラヤ山脈爆破という構想を打ち出せるのです。
中共は実際このようにしただけでなく、宣伝においても科学を神と対立させました。科学は中共の伝統文化を破壊する宣伝道具になっています。中国社会では神仏への信仰は非科学的という概念が形成されました。しかし、これは間違っています。東洋の古代科学では「天人合一」を重んじ、多くの偉大な科学者や医学者を輩出しました。西洋の科学も神に反対するものではなく、ただその存在を証明できないだけです。
映画「ルーシー」を見た人なら考えるでしょう。科学研究の果ては物理で、物理の果ては数学、数学の果ては哲学で、哲学の果ては神学ということです。西洋科学は神の存在は証明できませんが、神は科学の最終答案なのです。物理学者ニュートンは「力は神から与えられた」と言いました。もし宇宙が本当に「大爆発」で形成されたものなら、この大爆発の力はどこから?造物主が与えたとしか考えられません。この大爆発とは、造物主が水の中心に指を入れたときに、発生した波によってこの宇宙が形成されたと考えられます。
では、中国の社会、環境、文化、道徳の問題を解決するにはどうしたらいいのでしょう。四川大地震で多くの子供たちが死亡し、我々は悲しみ、心を痛めました。しかし、中国人にはこの災難の背後にある中共に触れる勇気がありませんでした。生命のちっぽけさに嘆くだけで終わってはいけません。我々の行動をもって中共を解体し、理想郷である「神伝文化」に立ち返ることです。
本日のマイクロニュースはここまで
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/04/27/a1193392.html (中国語)
(翻訳/坂本 映像編集/李)