【新唐人日本2012年1月5日付ニュース】2012年新年早々、上海の鐘錦化弁護士はミニブログに、中国共産党が第18回共産党大会以降も独裁を続けるのなら、共産党から脱退すると宣言。この実名での脱退宣言は瞬く間に注目を集め、喝采を浴びました。
転載したネットユーザーによると、脱退宣言の主な内容は、もし中国共産党が一党独裁を堅持し、国民による直接選挙を行わないのなら、共産党から脱退し、党内外の民主勢力を集めて野党を結成すると宣言。この宣言は、シナネットからはすでに見つからなくなりました。
温州出身の元裁判官の鐘弁護士はブログに、自身は自由を愛する人であると紹介しています。
実名での脱退宣言は、決して鐘弁護士が初めてではありません。2004年12月、大紀元時報の社説『九評共産党』が発表されると、国内外では共産党脱退ブームが巻き起こり、7年間で1億800万人が脱退を宣言しました。
共産党脱退者の福建市民 張さん
「私が最も憎んでいるのが共産党です。憎いです あまりにも不公平です」
共産党青年団からの脱退を表明した江西省の劉さんは、共産党の統治の下、中国社会のモラルは驚くほどまで下落していると嘆きます。
江西省南昌市民 劉さん
「(汚職官僚は)悪質しすぎます。『権力は期限が過ぎると無効』なのです。庶民は官僚に相当反感を持っています。それに倫理道徳は数百年 千年も後退しています」
大紀元時報の共産党脱退サイトでは毎日、6万人が脱退声明を発表しています。サイトのデータによると、脱退を表明した中国共産党の党員は3900万人に上っています。
新唐人テレビがお伝えしました。