【新唐人日本2012年1月6日付ニュース】カナダ政府の救援によって、中国上海の法輪功学習者 林鳴立さんは、2012年の元日、カナダトロントで兄と13年ぶりの再会を果たしました。
この日は普通の人にとっては平凡な元日かもしれませんが、やっと自由を手に入れた法輪功学習者、林鳴立さんにとっては、平凡な日ではありません。
林さんが、トロントのピアソン国際空港の到着ロビーに現われました。この瞬間を、兄、林慎立さんは13年も待ちました。
法輪功学習者 林鳴立さん
「感無量です。やっと中共邪党の迫害から、抜け出すことができました」
林さん兄弟は、法輪功の真相を伝える資料を配布したとして当局の迫害に遭いました。弟の鳴立さんは2001年と2005年、当局に不法に連行され、延べ8年間監禁されました。
法輪功学習者 林鳴立さん
「彼らは睡眠を奪い、殴打します。懺悔書を書かないとリンチに遭います。1ヶ月 2ヶ月気を失うまで続けます。人類史上最も残酷な迫害手段を中共は全部法輪功に使っています。一部は…この目で見ました」
兄の慎立さんは10年前、カナダ政府の救援によって、カナダのモントリオールで妻と再会を果たしました。
法輪功学習者 林慎立さん
「1999年の迫害開始後は会えなくなり、私が逮捕された時 弟は外でその後弟も逮捕されました。収容所の中では隔離されました。私は釈放されてからカナダ政府の救援でカナダに来ました。弟はその時やっと釈放され、私たちはずっと会っていません。その後 弟はまた6年判決を受けました」
林さんの救援のため、カナダ政府と移民部のケニー部長は、2005年より呼びかけを続けてきました。林さんの入国ビザも移民部長自らが発給したそうです。また、国会議員のスコット・レイドさんも林さん兄弟を含む法輪功学習者の救援のために、長年奔走しています。
新しい年が始まる日に、自由の国土に足を踏み入れた林さんは、中国国内で迫害を受けている数え切れない学習者らを案じ、一日も早く迫害が終わることを切に望んでいます。
新唐人テレビがお伝えしました。