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実名制導入もダフ屋暗躍?

2012年01月18日

【新唐人日本2012年1月19日付ニュース】中国では鉄道チケットの購入に実名制が導入され、改札口でも身分証明書の提示が必要です。一方、チケットを紛失した場合は、何のサービスもなく、返品には窓口の長蛇の列に並ばなければなりません。また、杭州駅では、チケットなしでも駅に入れたそうです。

横行するダフ屋を根絶させるために導入した実名制。しかし、チケット入手が困難な状況は改善されていません。

中国の民衆
「ネット購入はまったくだめです。とにかく切符は手に入りません。運輸能力の問題です。10月、5月の連休と学生の夏休み、冬休みはいずれもラッシュで切符を買えません。旧正月になるとさらに突出するだけです。当局にとっては競争相手もいませんから、懲罰も検定もない、関係ないのです」

以前はチケットの転売が可能でしたが、実名制実施後は払い戻しするしかありません。紛失しても何のサービスもないそうです。

各地の駅では例年のように大勢のダフ屋は見えなくなりました。しかしメディアによると、浙江省杭州市の駅では、100元払うだけで、改札を通ることができたそうです。

ある記者が駅舎の入り口でダフ屋と接触。こちらの行き先を聞くと、ダフ屋は電話一本でチケットを用意できたそうです。改札の時間になると、赤い腕章をつけた駅員が記者をホームの中に案内。切符は乗ってから買うというと、順調に列車に乗れたそうです。

中国の民衆
「自分で経験した事ですが、例えば改札で聞く人がいます、“寝台券があるけど要らないか”とその人は駅員なのです。つまり、ダフ屋と駅員はグルになって、切符を横取りするのです。多すぎて、裁ききれなかったら、そこで売るのです。ダフ屋が長年存在するのは内外が結託しているからです」

新唐人テレビがお伝えしました。




 

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