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母と妹の救出を訴える華人

2010年04月19日

【新唐人2010年4月18日付ニュース】近日、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のデンタルセンター・主任補佐の張軼淵(ちょう いつえん)さんは、新唐人テレビの取材に対し、中国共産党当局から有罪判決を受けた法輪功修煉者の母と妹の釈放を呼びかけました。(訳注:2人は法輪功を修煉していることを理由に3月31日にそれぞれ3年半と1年半の判決を受けました)

昨年6月4日の深夜、張さんの母親と妹は、突然押し入った警官や「610」弁公室の関係者に強制連行されました。(訳注:張さんの母親は香港籍の李耀華さん。張さんの妹は張軼博さん。どちらも法輪功学習者)
 
李耀華の息子 張軼淵氏
「まず気がかりは母と妹の安否です。10年もの迫害で、数多の人が刑務所で拷問を受け、亡くなりました。また母は体が良くないので、とても心配です」
 
張さんは、母と妹が法輪功という理由だけで有罪になったことに納得できません。
 
李耀華の息子 張軼淵氏
「法輪功の修煉は中国の法律や憲法に違反していません。中国の法律には、14の邪教がありますが、法輪功は含まれていません。憲法では、国民の信仰の自由を保障します。それなのに、母と妹に判決を下す理由がありますか。」
 
また家族が幾度も面会を求めても、当局は許可しませんでした。
 
李耀華の息子 張軼淵氏
10ヶ月も家族は母と妹に面会できません。私の祖父は腎不全で90歳、それでも面会を許しません。関連部門に何度も電話しても、罵声を浴びるか、電話を切られました。」
 
張さんの母親は元々病弱でしたが、法輪功の修煉で回復しました。しかし、強制連行のあと再発し、先月は救急車で運ばれました。家族の一時出所の申請も拒絶されました。
 
新唐人記者がお送りしました。
 
 

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