【新唐人2012年6月18日付ニュース】6月15日から3日間、第5回全世界中国料理コンテストアジア部門の予選が台湾・台北で開かれました。会場では、コンテストの他に、中国各王朝の漢服が披露され、伝統文化に対する人々の興味をそそりました。
ここは漢服体験コーナーです。朝10時過ぎから来客が化粧と漢服の着用を待っています。正統的な漢服を身に着けるのは多くの人々の夢です。私が着ているのは宋代の衣装です。
漢服体験者 劉さん
「小さいときから着てみたかったです」
漢服体験者 李さん
「嫦娥のようです。この髪型は嫦娥の髪型に似ています」
モデルたちが中国歴代の各王朝の衣装を身に着けて、会場を練り歩きます。華やかで気品溢れる漢服姿は、多くの来館者を引き付けました。
来館者 陳さん
「あの時代から時空を超えてこの時代に来たようです。とても驚喜しました」
漢服姿でステージに立つ。滅多にないこのチャンスを逃すまいと、劉さんはステージで、モデルになった感じを味わいます。
漢服体験者 劉さん
「美しいです。歩くときも気をつけるので礼儀を表すことができます。美しい歩き方は女性の長所を引き立たせます」
今回提供された衣装はすべて、新唐人漢服コンテストの受賞作品です。中国料理コンテスト同様、中国伝統文化の復帰に尽力しています。
国際崇他新竹元社長 王春燕さん
「伝統は破壊してはなりません。伝統は保持・発揚すべきです。新しい物ばかり求めてはなりません。特に料理は中華の文化の一つなので、古から今に至るまで変わりません」
伝統文化の重要性はますます多くの人々の共鳴を呼び、更なる奥深い内包は皆さんの体験を待っています。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/荻野 映像編集/工)