【新唐人2012年7月31日付ニュース】中国政局の揺れ動き、民間の反発の激化。今年に入って、中国に前代未聞の激変が訪れようとしています。旧ソ連と東欧の共産主義体制の崩壊を経験したアメリカのベテラン国会議員フランク・ウォルフ(Frank Wolf)氏は、自由は中国に近づきつつあると示します。
旧ソ連と東欧の共産主義体制の崩壊を経験したアメリカのウォルフ下院議員は、独裁政権は倒れる前は強大に見えるものの、一夜のうちに崩壊すると述べます。
米国会議員
「歴史を振り返ってみると、1986年のときはソ連の崩壊は想定外でした。CIAのチームも観察しており、ソ連は強大だと結論を出しました。ポーランドのRomuald Spasowski大使がレーガン政府に投降しました。1986年彼は私の家にも来た事がありね私と子供たちにソ連は強大で、米国人はソ連がなぜ強大なのか理解できていないといい、まだ長く続くだろうと言いました」
しかし、圧倒的に強大だと思われていたソ連が、1991年崩壊を迎えました。ウォルフ氏によると、1985年から1986年の間、ヨルフ氏はもう一人のクリス・スミス議員と二度ルーマニアを訪問。しかし当時は、ルーマニアの崩壊は誰も思っていなかったといいます。
米国会議員
「3年後のクリスマスの日、チャウシェスク大統領の運命とベルリンの壁の崩壊を目にしました」
20年後の今、アラブ世界にそびえ立つ独裁政権が次々崩壊し、最後の独裁政権―中国にも運命のときがめぐってきました。
2012年、中国の権力中枢―中南海に激震が走り、一方、中国社会の官僚と民(たみ)の対立は激化の一途をたどっています。四川省什邡(しゅうほう)市の大規模抗議事件から1ヶ月も経たないうちに、江蘇省啓東市でも1万人以上の市民が立ち上がりました。封鎖された限られた空間の中で、インターネットは重要な役割を果たしました。
米国会議員
「もし 当時インターネットがあったら、ソ連の崩壊はもっと早かったと思います。チャウシェスクももっと早く退陣したでしょう。私は信じています。歴史がすでに証明したように、自由は今近づいて来ています。中国国民が自由を得ると、民主と自由は実現できます」
この時刻はまもなく訪れるかもしれません。中国、次は貴方の出番です。
新唐人テレビがお伝えしました。