【新唐人2012年9月1日付ニュース】中国では地溝油がレストランやスーパーマーケット、ホテルなど、食品を扱う業界で横行しているのは周知のことですが、製薬会社の薬剤生産にまで使われていた事が明らかになりました。
“上海証券報”によると、上場企業の製薬会社・“健康元”の支社“河南焦作健康元生物製品有限公司”が、1年半の間1億4,500万元(日本円でおよそ18億円)をかけて16,200トンの地溝油を購入し、抗生薬の生産に使っていたそうです。製品は北米やヨーロッパ、アジアなどの20数カ国で販売され、各地の華人に愛用されているそうです。
台湾の日刊新聞“中国時報”は8月31日の論評で、健康元社の地溝油抗生薬は病気治療の効能がないばかりでなく、逆に有害であると指摘しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/勒使 映像編集/工)