HOME > ニュースページ > 国際 > 詳細

幸せな生活とは?専門家が討議

2010年05月20日

【新唐人2010年5月20日付ニュース】「幸せはお金で買えない」と言いますが、5月19日と20日、世界各地の専門家・学者・官僚などがベルギーの首都ブリュッセルに集結。生活の質の向上などを話し合いました。

NGO――非政府組織のギャラップの呼びかけで行われた今回の国際会議では、生活の質がテーマになりました。GDP――国内総生産は、幸せかどうかの唯一の基準ではない、というのです。
 
このNGOは毎年、世界百以上の国からデータ収集や面談を行い、百余りの指標をもとに、その地域住民の生活の質を数値化しています。例えば、夜安心して外出できるか、最低限の安全保障があるか、水道水は飲み水に適しているか、家族を養うだけの収入があるか、などです。
 
NGO ギャラップ会長 ロバート・マンシン
「経済学者は基本的な物を考慮しない。例えば、感情、自分への評価、毎日の生活の目標。
我々は、この種の情報を提供する。これは初めてで、何かを変えるだろう、政治家も、 関係情報を欲するはず。人々の要求に応え、国の発展に寄与するために」
 
フランス国家研究センターのマーク・フォルベさんも同様の見方をします。
 
仏国家研究センター研究所主任 マーク・フォルベ
「でなければ、人々が大事に思うことが、軽視されてしまう」
 
中国もより多くの指標を考慮すべきだと述べます。
 
仏国家研究センター研究所主任 マーク・フォルベ
「これで均衡の要素が加わる。中国人の議論も促す。より多くの公共施設の建設など、
生産だけに目を向けない」
 
新唐人記者がお送りしました。
 
 
 

トップページへ