【新唐人2013年1月25日付ニュース】中国で真実を語るには多くの代価を必要とします。ミニブログで広東省の週刊紙“南方週末”を支持した台湾人タレント・伊能静(いのう しずか)さんが、これまで審査員を務めていた上海の東方衛星テレビの番組“中国達人ショー”から降ろされたことがわかりました。
伊能静さん
「あなたにとって『光明』とは何ですか」
達人ショー出場者 白子症患者
「自分の最も輝く生命力を表現することです」
伊能静さん
「どんなに良い技術であっても、内包がありません」
伊能静さん
「すごく感動しています。先程は涙があふれ出ました。達人ショーに参加した最大の夢は何ですか」
感性豊かで、人間味あふれる言葉で出場者を励ます伊能静さん。達人ショーでその姿をもう見られなくなりました。伊能さんは2週間ほど前に南方週末を声援し、言論の自由を守る言論を発したことで、各界からその勇気を称えられています。ミニブログのフォロワーも瞬く間に700万近くまで増えました。
“達人ショー”の審査員から降ろされた伊能さんは、映画“少年Pi”のセリフでみんなに別れを告げました。“人生は結局最後まで絶えず放下することだ。残念なのは、それらに分かれを告げる時間がないことだ”
1月21日夜、ミニブログにまたこう綴りました。“私は博識なあなたを尊敬する。だからあなたも、自分の努力でここまで来た私を尊重してほしい。どの階層の人も自由を渇望している。必死に頑張るのも、ある日生活の苦から逃れ、自由に過ごすためである”
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)