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中国司法の闇を訴えた米国民

2010年05月27日

【新唐人2010年5月26日付ニュース】2005年、アメリカ国籍を持つ王さんは、合法的な手続きをへて、アモイのホテル(洪都酒店)の4部屋を購入しました。しかしその価格が急騰すると、販売業者は態度を一変します。すでに支払い済みの王さんに対し、2部屋しか渡さず、残り2部屋は交換するよう求めました。これを高値で転売するためです。しかも、キャンセル費用すら支払いません。米国民 王Lilyさん

王さんは これを不服とし、中国の関係部署を奔走しましたが、逆に脅しに遭いました。問題はいまだ解決していません。

 

「ネットでアモイのホテルの部屋販売を知り、2005年5月に売り出されるとすぐ予約しました。6月、一括払いで契約書にサインしました。7月帰国し、手続きをして、10月受け渡しのはずでした。7月帰国して、ホテル4部屋を見ました。手続きしようとした時、相手は態度を変えました。「2部屋 交換しろ」と言います。私は拒否し、キャンセル料を求めました。相手は同意せず、「それなら権利は渡さない」と言い放ちました。彼らは高値で別人に私の部屋を売ったのです」
 
王さんはこれを不服とし、裁判に訴えました。
 
米国民 王Lilyさん
「中国の各部署を回り訴えました。莫大な時間を使ったのに、誰も解決できず、提訴を私に勧めました。実は彼らはぐるでこれは罠でした」
 
どの部署を回っても、らちがあきません。また裁判所が王さんに紹介した弁護士は、突如弁護士費用を値上げした上、全く資料すらない「土地変更書」へのサインを求めました。
 
米国民 王Lilyさん
「国の要求だそうですが、全く資料すらないのです。弁護士はこう言いました。「自分がいるから大丈夫、心配なら関係部署に行けばよい」。私はその部署を訪れました。そこのトップは返答しません。その後、ある役人が言うには「この国の決まりでは、国が土地変更したい場合、国民はそれにサインすべし」
 
元々政府を信じていた王さんは、この仕打ちに驚きました。サインを拒否した後、さらなる悲劇に遭遇します。
 
米国民 王Lilyさん
この国に法律があるなら、法の執行者として、裁判所公安 検察などは司法システム全体と言えます。国の法律に従い、執行すべきで、国の法律の破壊や法律で詐欺をしてはいけません。私は米国民なのに、中国人として抑圧されました。弁護士はこう脅しました。
「政府は司法の味方だ、1人殺しても3万しか弁償しない、」中国人の命は たった3万だ
 
提訴の過程で、この件は裁判で解決できない、ともほのめかされました。
 
米国民 王Lilyさん
「解決は無理、政府の背後には強大なマフィアがいます。中国司法最大のマフィアのパワー、最も腐敗したパワーです」
 
また、この件をアメリカでも提訴する、と述べました。
 
新唐人記者がお送りしました。
 

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