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高弁護士、再びノーベル賞候補に

2010年02月19日

【新唐人2010年2月5日付ニュース】今年の2月4日で、高智晟弁護士が共産党政府に拉致され姿を消してから、1年になります。2月1日、EU議会副主席およびカナダの国会議員2名は、それぞれノルウェー・ノーベル委員会に対し書簡で、高氏を今年のノーベル平和賞に推薦。また、直ちに高氏を釈放するよう、共産党に訴えました。

中国の人権派弁護士、高氏が共産党に拉致され、1年になります。EU議会・副主席のエドワード・マックミラン・スコット(Edward McMillan-Scott)氏、カナダの国会議員、ピーター・ジュリアン(peter.Julian)氏とモーリス・ベラコット(Maurice Vellacott)氏は、2月1日それぞれ、ノーベル委員会へ書簡を送り、再度高氏を今年の平和賞に推薦しました。

EU議会の副主席、エドワード・マックミラン・スコット(Edward McMillan-Scott)氏は最近の取材で「2年前も高氏を推薦したが、共産党政府が手を回したので、高氏は受賞出来なかった」と述べました。

「約2年前、高氏を推薦しました。人権、中国の改革などで彼の貢献は、国際社会も認めます。高氏は受賞すべきです。
また、高氏は拉致や監禁に遭い、有罪になりました。もっと肝心なのは、弁護士としての高氏の強さに、国際社会が感服する点です」

カナダの国会議員、ピーター・ジュリアン(peter.Julian)氏は委員会への書簡でこう述べます。
「高氏は、信仰と民主の自由を堅く守り、『中国の良心』と称されます。他の国では、英雄と尊敬されるのに、共産党は高氏を敵と見るのです」

ピーター・ジュリアン(peter.Julian)氏
「高氏へ授与すれば、自由、人権、法制は平和的な行為で手に入ることを証明するのに役立ちます」

カナダの国会議員、モーリス・ベラコット(Maurice Vellacott)氏は取材で「高氏はこれから直面する危険を知りながら、弱者の人権のために戦っている」と語りました。

「高氏は高尚な方です。私が誇らしいのは、これほどの品格の持ち主を推薦出来た点です。高氏が尊敬を受ける一番の原因は、自国民の権利のため戦う点です。高氏はノーベル賞に値します」

2008年、高氏はノーベル平和賞に推薦されました。信仰の理由で迫害された人を弁護した結果、何度も共産党の拉致、逮捕、監禁、拷問に遭っています。2009年2月4日、再び拉致された高氏は、いまだに行方不明です。

新唐人記者がお送りしました。

http://ntdtv.com/xtr/b5/2010/02/05/a390401.html#video(中国語)

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