【新唐人2013年2月24日付ニュース】日本の安倍晋三首相が22日昼、ホワイトハウスでオバマ大統領と初の日米首脳会談を行いました。その後、ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)で演説し、日本を頼りにし続けてほしいと促すと共に、尖閣諸島問題や北朝鮮の核問題にも言及しました。
22日午後4時、ホワイトハウスでの昼食会の後、安倍首相はワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)で“ジャパン・イズ・バック”と題して演説を行い、主な政策について述べました。
「日本は戻ってきた」。20分間の演説は、すべて英語で行われました。
安倍晋三首相
「日本は二等国家にはなりません。これが私からの核心的なメッセージです。重ねて申し上げますが、私は戻ってきました。日本も戻ってきました」
演説の中で安倍首相は、日本は引き続き国際秩序および公約の提唱者と防衛者になると述べ、アメリカなどの民主国家の有力な盟友であると強調しました。また、就任後推し進めている経済再生のための三大政策についても述べました。
尖閣諸島問題に言及した際は、1895年から1971年までの長い間、日本の主権に対する挑戦はどこの国からも出ていないと述べました。
安倍晋三首相
「我々は現在も将来も如何なる挑戦に対しても容認できません。日本の堅い決心を疑うべきではありません。日米同盟の堅固さに誰も疑いを抱くべきではありません。同時に、私は対立をエスカレートさせようとはつゆほども思っていません」
北朝鮮の核問題については、中国は北朝鮮に対し最も影響力を持つ国で、国連安保理事会の常任理事国でもあるため、北朝鮮問題において役割を果たすよう、アメリカと国際社会は引き続き中国に圧力を加えるべきだと述べました。
安倍首相は最後、日本に対し自信を持ち続けてほしいと、再度強調しました。
安倍晋三首相
「日本は戻ってきました。私の国を頼りにし続けてください」
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)