【新唐人2013年3月9日付ニュース】旧正月があけて初めて迎える満月を祝う日を「元宵節(げんしょうせつ)」と呼びます。この日、台湾では節句として各地でお祭りイベントを行います。中でも最も盛大なのが新竹県の“台湾ランタン・フェスティバル”。2月24日から3月10日まで行われ、今年は250年の歴史を持つ「青森ねぶた祭り」の巨大灯籠が新竹県政府に特別招待されました。台湾でのお披露目は今回が初めてです。ねぶたの巨大灯籠は台湾の巨大灯籠と競うように、人々の目を楽しませました。
最初に登場したのは高さ5メートル、長さ9.5メートル、幅7メートルに重さ4トンの青森ねぶた祭りの山車灯籠“龍王”。40人がかりで山車を引き、前面にはさらに100人のハネトと呼ばれる踊り手と40人の 囃子(はやし)・太鼓が一斉に出発します。
見物の子供たち
「大きくて、かっこいい」
民衆
「絵が特別です。初めての日本との交流で素晴らしい」
見物の子供たち
「怖くないよ。僕たち中国人にとって、龍は強いから」
民衆
「こういうものを台湾で初めて見ました。本当に楽しいわ」
市民
「お金を使って日本にまで行かなくても、こんなにすごい演出を見られるなんて、得した気分だわ」
新竹県長 邱鏡淳さん
「およそ1500人が来ています。知事をはじめ、彼らのすべてのメンバーも日本のねぶたの国際的展開と、新たな試みを非常に重視していることがわかります」
ねぶたの山車灯籠“龍王”は歩きながら、360度回転できるうえ、見物客によく見えるよう、山車を低くすることもできます。今回のフェスティバルには青森観光協会の若井会長も同行しています。
青森観光協会 若井敬一郎会長
「もともとは“ねむり流し”、夏になると眠くなりますよね。そうすると仕事する時に、事故を起こしたりしないように、眠りを払って、眠気を払って、皆元気でやりましょう。ねぶたに台湾の悪いことを全部背負ってもらって、台湾がますますよくなることを祈っております」
浴衣姿で軽快に踊るハネトたちとめったに見られない日本の巨大灯籠が、今年のランタン・フェスティバルをより格別なものにしました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/03/05/atext857739.html(中国語)
(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)





















