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【禁聞】中国だけに起こりうる「クレイジーな事」

2013年03月22日

 

【新唐人2013年3月22日付ニュース】アメリカの金融情報サイト「ビジネス・インサイダー」は近日の報道で、急速な経済成長は、中国に非常に独特な問題を生み出していると指摘しました。例えば深刻化する環境問題、ビルや橋梁の倒壊、共産党シンボルを擁護するための宣伝。夫婦は税金対策の為に離婚し、河川には豚の死骸が漂着する、などです。報道では合わせて29件の中国だけに起こりうる“クレイジーな事”を取り上げました。

 

「ビジネス・インサイダー」13日の報道は、中国だから起こりうる“クレイジーな現象”を取り上げました。例えば、政府の官僚は数千ドルもはたいてゴールドやプラチナでできた月餅を購入したり、数十万ドルの翡翠を購入したります。一方、北京当局はこのような“ギフト風潮”に打撃を与えるため、ぜいたく品禁止令を発表しました。

 

また、中国の夫婦は、あろうことか税金対策の為に離婚をするケースすらあります。当局が“セカンドハウスを売却した場合、20%の所得税を徴収する”と発表したため、1軒以上の不動産を持つ夫婦の離婚を引き起こしたのでした。

 

また報道では、中国の河川が赤く変色することや、衛星からも確認できるほどまで深刻化したスモッグ、2008年に発生したメラミン入り毒ミルク事件なども取り上げています。

 

ネットユーザー 衛平さん

「GDPが急成長しているのに、国民の生活レベルが下がっている国がどこにありますか?中国だけにある現象です。中国は世界で非常に高い知名度を持っているらしく、多くの事でトップを占めています。最も腐敗している国、汚染が最も深刻な国、二極分化の最も深刻な国、数え出したら更に増えます。この全ての源は腐敗です」

 

他にも、13階建てのビルが完全に崩落、福建省で完成後数か月の武夷山(ぶいさん)公関大橋が崩落。また、全長41.58㎞、8車線の青島膠州湾大橋は総工費148億元を費やし建設した世界最長の水上橋にもかかわらず、交通量は極めて少ない、などが挙げられています。

 

時事評論家 邢天行さん

「海外が中国のこれらの特殊な現象に気付き、総括して見るといずれも中共政府部門の問題であり、全ての関連部門の監督管理、環境保護、品質安全など、すべてが『おから工事』です。だから手抜き工事問題、安全問題が後を絶たないのです」

 

報道では、近日6千匹以上の豚の死骸が上海の黄浦江(こうほこう)に漂着したことも取り上げ、政府側は河水の水質検査で、豚サーコウィルスの陽性反応が出たことに対し、豚に感染するだけで、人には感染しないと強調し、水質は飲用可である発表しています。

 

時事評論家 邢天行さん

「こんな政府のどこに信用度がありますか?ましてや皆がこれほど多くの豚の死骸がどこから来たのかと質問し続けています。この問題はすぐに調べられるはずなのに、未だに公の説明はありません。だからこの政府は完全に不合格な政府なのです」

 

ネットユーザーの衛平さんは、当局の言い方は民衆を騙していると考えます。

 

ネットユーザー 衛平さん

「共産党がしたいと思うことは造作もなくできてしまいます。言うだけでしないことは全くしたくないことで、人を騙しているのです。例えば司法改革、『責任重大で道のりは遠く、極めて難しい』と言っていますが、私は信じません。またフカヒレの禁止には数年はかかると言っています。どれも笑い話に過ぎず、実際は人を騙しているのです」

 

この様な事は、ほかの民主主義国家では起こりえない、と邢天行(けいてんこう)さんは指摘します。

 

時事評論家 邢天行さん

「民主主義の仕組みはどこかで問題が発生した場合、すぐに解決しなければ政府職員は解雇され、いられなくなります。しかし中共の体制は腐敗官僚の生存に有利な体制で、民衆が問題を訴えても解決しようとしません。最終的に民衆が自分で解決することになります」

 

ネットユーザー 衛平さん

「中国で起きる全ての問題は制度に関係しており、制度が変わらなければ、良くなることは難しいです。中国は実際のところ、封建社会のような一党独裁です。今“全人代”の開催中だけど、民衆が選んだのですか?結果はとっくに出ています。人員の配属はとっくに終わっているのです」

 

報道はまた、別の“クレイジーな事”にも気づいています。例えば、2011年浙江省温州市で発生した高速鉄道衝突脱線事故の犠牲者は、死者40人、負傷者200人だったこと。権勢ある者は影武者を裁判に出廷させることができる。また、ゴールデンウィークの中国の高速道路は渋滞のあまり、まるで駐車場のようになってしまい、人々は暇つぶしのために、路上で腕立てをする、などです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/03/16/atext863923.html(中国語)

(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)

 

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