【新唐人2013年4月12日付ニュース】遼寧省馬三家強制労働収容所での法輪功学習者に対する酷刑は、人間地獄と言えるものです。元遼寧省共産党書記薄熙来が江沢民に追随して、法輪功を迫害した罪もまもなく公になることでしょう。本日のマイクロニュースです。
趙培:
4月8日 中国メディアが集中的に、馬三家強制労働収容所の罪悪を報じました。「保印説新聞」が特集番組を製作したほか、雑誌「Lens」が2万字の調査文を掲載し、馬三家の酷刑を暴露しました。文章は各ポータルサイトに転載されました。
「保印説新聞」はサイトにこう書きました。「私は身震いと極度の憤りの中で番組の収録を終えた。収録終了後 声をあげて泣いた。ここで起きている全ては、人間社会を地獄よりも恐ろしく変えた。小部屋 電気ショック、死人ベッド、拷問椅子、吊るしあげ・・・これら酷刑には数え切れない罪悪が隠されている」
暴露された事例の中には法輪功学習者の事例は入っていません。遼寧省の刑務所拡張は薄熙来の法輪功迫害と直接的な関係があります。2002年薄熙来は自ら省長会議を主催し、全省刑務所調整方案を通過させ、9.3億元を投じて新型刑務所の建設・拡張を行いましたが、馬三家地区ではその当時2つの刑務所を新たに建てました。
法輪功学習者に対する馬三家の迫害は国際上でも有名です。2000年10月 馬三家の警察(看守)は、女性学習者18人の衣服を剥ぎ取り/男監房に入れました。
意味深いのは江沢民に近い「環球網」も暴露文章を転載したものの、すぐ削除しました。はっきり言って 江沢民派は罪悪の矛先が、自分に向けられるのを恐れています。
江沢民派は海外でずっと薄熙来は無罪だとデマを流しています。どうして無罪になったのでしょうか?江沢民が打ちたてた腐敗体制の下では、官僚の誰もが汚職の共犯なので、誰も薄熙来と切り離せません。例えば、薄熙来の資金洗浄。「財経」によると、「公海賭博王」と呼ばれる連卓釗は、薄家のために資金洗浄しただけでなく、許宗衡 黄光裕、王華元、鄭少東、陣紹基をも助けた事があるそうです。暴露されていない高官は盛んに活動して、薄熙来のこの罪を消そうとしています。だから習近平が腐敗で薄熙来に罪を認めさせるのは確かに難しいのです。
今回馬三家収容所の罪悪がある程度暴露されたことは、習近平の苦境と新しい考え方を表わしています。政治局の江沢民派はみな薄熙来の腐敗に関わっています。全員を守るためには薄熙来の罪を定める事ができなくなります。これが薄熙来審判に置ける習近平の苦境です。
習近平の新しい考えとは、遼寧省長在任中に犯した人権迫害罪をもって、薄熙来の罪を定めることです。官僚全員が法輪功迫害に関与しているわけではありません。積極的に関与したのは江沢民派の官僚です。もちろん習近平が薄熙来の罪を定めるために、江沢民派にスケープゴートを投げ出すよう、迫っている可能性も排除はできません。
本日のマイクロニュースはここまで。
(翻訳/坂本 編集/蒋)