【新唐人2013年6月12日付ニュース】ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ氏が、アメリカの政府機密を漏洩したことを名乗り、行方をくらましている元ＣＩＡ職員・エドワード・スノーデン氏と間接的に連絡が取れていることを明かしました。
アサンジ氏は11日、オーストラリアのテレビ局に対し、スノーデン氏の友人を通じてスノーデン氏と連絡が取れたと話したものの、詳細情報は明かしませんでした。
ウィキリークス創設者 ジュリアン・アサンジ氏
「我々は間接的に連絡が取れています」
豪州LATELINE アンカー
「というのは？」
ウィキリークス創設者 ジュリアン・アサンジ氏
「詳しいことは言えません」
アサンジ氏はアメリカのブラッドレー・マニング（Bradley Manning）陸軍上等兵が漏洩した70万件を超える米軍の機密情報を発表したことを指摘されています。マニング氏も3年前に逮捕され、近々裁判が始まります。アサンジ氏は2012年にロンドンのエクアドル大使館に政治亡命を求め、すでに認められていますが、イギリスから出国を許されていません。
アサンジ氏はアメリカでも起訴状が自分を待っていると確信しています。スウェーデンに引き渡され、性的暴行の罪で起訴された場合、最終的にアメリカに引き渡されることになると予想されるからです。今回のアメリカ政府の機密漏洩事件もアサンジ氏の案件と比較され、スノーデン氏がアサンジ氏の二の舞を踏むのかどうか、注目されています。
一方、香港市民はスノーデン氏が香港を逃亡先に選んだことに首を傾げます。
香港市民 劉さん
「中国人が外国に逃げて、保護を求めるのはあり得ますが、外国人が香港に隠れるのはすごく不思議です。外国人がこんなことをするとは想像し難いです」
スノーデン氏がアメリカ政府の機密工作を公に暴露したことはすでに世界中で注目の的となっています。次は香港政府がどのような態度を取るのか、注目されます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/10/atext912165.htmll （中国語）
（翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/蒋）
