【新唐人2013年8月6日付ニュース】香港の小学校教師・林慧思さんが法輪功を抑圧する共産党団体を叱責したことで共産党系メディアから泥を塗られた事件は、香港で波紋を広げ続け、市民の怒りを買っています。8月4日、複数市民団体のおよそ10,000人が繁華街・モンコックで林さんを声援する集会を開きました。現場では再度、共産党系団体との間で衝突が発生しました。
香港の複数の団体が4日午後、モンコックで街頭集会を開き、林慧思先生にエールを送りました。集会に参加した市民らは林さんを誹謗中傷する共産党系団体を非難し、“共産党を打倒せよ、青年関愛会を追放せよ”などのスローガンを叫びました。
香港市民
「梁振英を打倒せよ!青年関愛会を追放せよ」
香港立法会 黄毓民議員
「我々がこれ以上黙っていると、香港は終わりだ。香港共産政権を打倒せよ!」
香港立法会 陳偉業議員
「彼らは1年以上法輪功を妨害しているのに、貴方たち(警察)はほったらかし、これは曾偉雄の指示なのか?曾偉雄(警察トップ)は恥を知れ!」
現場では共産党系の団体が道路を塞いで討論会を準備。しかし、演壇が通行人の邪魔になると指摘されました。警察当局も演壇が大きすぎると認めながら、取り外しを命じる事はなく、市民らの不満を買いました。しかし、警察側は返って人間バリケードを作り、モンコック一帯は人であふれ返りました。
林さん事件は市民の反迫害運動を引き起こし、モンコック街頭にはかつてない人波が現れました。警察がバリケードで示威者の接近を阻止したため、衝突が発生しました。
イギリス領時代の国旗を手にした市民が共産党系団体の演壇を踏みつけ、抗議を示しました。こんな中、市民団体“香港人優先”のメンバーの招顕聡さんが突然、警察の銃を奪おうとしたと中傷され、複数の警官によってむりやりパトカーに乗せられました。招さんは無実を訴えます。
「香港人優先」メンバー 招顕聡さん
「警察は私が銃を奪おうとしたと、中傷していますが、私はやっていません」
招さんは夕方になって釈放され、警察側は誤解だったと弁明しています。招さんは警察が新たな手口で抗議者を抑圧していると怒りを隠せません。このほかにも、市民やメディアの記者が、私服警官が人を殴ったと訴え、取材や抗議の自由を抑圧する警察当局を非難しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/08/05/atext943803.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)





















