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神韻団員ビザ、公演直前に拒否

2010年02月19日

【新唐人2010年1月23日付ニュース】 香港政府は、公演直前になって神韻芸術団のスタッフのビザ発給を6名拒否しました。これを受け、主催者は記者会見を開き、神韻香港公演のキャンセルを発表。当局の行為に強く抗議し、この責任を負うよう、香港政府に求めました。

1月23日正午、主催者は入境事務所のわきで記者会見を実施。香港法輪佛学会の代表は、公演直前にビザを拒否した香港政府に抗議しました。

香港法輪佛学会・代表 簡鴻章
「皆様にお伝えします。当局は共産党に協力し、香港公演をつぶし、スタッフ6名のビザ発給を拒否しました。神韻の香港公演は不可能になり、取り消されました。一切の責任は、香港当局とそれを操った者がすべて負うべきです。責任追及の権利を、我々は保有します」

当学会の秘書によると、主催者側は1月22日の夜、ビザを拒否された6名の照合書類を提出し、23日の午前中に回答するよう求めました。しかし、梨のつぶてでした。

香港法輪佛学会・秘書 許綺嫻
「入国管理局は通常、4週間でビザ申請の処理を終えます。しかし、1月21日の時点で、最初にビザ申請書類を提出してから、14週間もかかっています」

立法会議員の何俊仁氏は、この香港政府の行為を非難しました。

立法会議員(民主党) 何俊仁氏
「これは上からの決定です。ひいては北京の指示による決定です。しかも、最後の最後に締め付けたので、訴え出る時間さえありません。司法で確認する時間もないのです。これらは、こう形容するしかありません。『恥ずべき』。卑怯とも形容出来ます」

主催者は、「これから一連の抗議活動を行い、当局の責任を追及する」と述べました。

新唐人記者が香港からお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2010/01/23/a388376.html#video (中国語)

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